痩せ過ぎていることのデメリット

「痩せすぎ」は見た目だけではなく、病気のリスクが高くなる場合もあることを知っていますか?「痩せすぎ」と「病気のリスク」について改めて考えてみましょう。

「痩せすぎ」はどれくらいいるの?

厚生労働省が毎年実施している「国民健康・栄養調査」などから、昭和の時代と比べると女性の低体重の比率が増えていると言われています。男女ともに、他の世代に比べて若い世代で低体重の比率が多い傾向にあります。2014年では、20代の男女それぞれ13.0%、17.4%に対して、60代の男女は3.9%、9.1%となっています。
「痩せすぎ」、つまり低体重とは、BMIが18.5未満とされています。例えば、身長が160 cmで体重が47 kgの場合、BMIが18.36となり「低体重」と判断されます。このような「低体重」が20代では男性で10人中1人、女性では10人中約2人いると考えられます。
肥満にもリスクがありように、低体重にもリスクがあります。病弱に見えるだけではなく、事実病気に罹りやすくなるのです。

本気で悩んでいます!「痩せすぎ」な人達の声

肥満で悩む人がいるように、「痩せすぎ」で悩んでいる人は少なくありません。
男性としての魅力、女性としての魅力に欠ける、病弱に見える、頼りにされない、似合う服がない、ガリガリだと笑われる、といった声があります。また、外見だけではなく、いつも疲れている、体力がない、血圧が低い、貧血だ、などといった身体の不調の悩みもあります。
健康的に増量するために励む人も多いですが、減量と同じくらい増量も難しいようで、挫折を繰り返している人もいます。
事実「痩せすぎ」は、病気に罹りやすい、病気に罹った場合治りにくいといったリスクがあります。また、精神的にはイライラしがち、思考力や判断力が衰えがちなところも痩せすぎの人の特徴となっています。

「痩せすぎ」と病気のリスクは?

痩せすぎの人で、食べたくても食べることができないという人は拒食症の一歩手前であることがあります。拒食症が慢性化すると、低血圧や貧血のほか、骨粗鬆症のリスクが高くなります。ストレスからの「痩せ」はうつ病になるリスクが高まります。そのほかに、甲状腺の病気や、女性では無月経になる人もいます。意外にも「痩せている人の糖尿病」も存在します。運動不足と偏った食事が糖尿病の引き金となることがあります。
低栄養が原因で痩せている女性の妊娠は、低出生体重児の出産の可能性が高くなります。出産時に低体重だった子供は、成人してからの生活習慣病(高血圧、糖尿病など)に罹るリスクが、適正体重で生まれた子供よりも高くなると言われています。
このようなリスクからも、痩せすぎの人は単に増量を目指すのではなく、栄養のバランスや適度な運動によって体重を増やすことが健康への一歩となるでしょう。

 

痩せすぎは、見た目だけではなく病気のリスクが高くなる場合もあります。健康的に増量する方法はいくつもありますので、自分に合った増量法を探して試してみてはいかがでしょうか。